理系の連帯ブログ at 理工系.com

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科学と理科離れ

マリンパさんの記事を読んだ。

理系研究者をもっと尊敬する社会にする必要があるという点に共感する。

理系の地位向上には、大衆の理科離れの防止も必要であろう。理科についての興味があれば、やみくもに非科学的なことを信じないで、検証をしようという姿勢が広がっていくと思われる。

もちろん、似非科学を排除すべきことは当然のことと思われる。理科離れを防止するとともに、似非科学を防止する必要がある。この点、日本の似非科学の排除活動は、不十分であろう。

どの国も感覚には一定の長所と欠陥があるように思われる。他の国の感覚では当然のことが分からない場合は、改善が必要と思う。日本人がどうしても分からないことは、分かるようにする必要があると思う。そういうことを学校教育で教えるべきであろう。
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理系の再チャレンジ

不安定な研究員の未来を読んだ。

理系の人が働ける職場が増えるには、優良な技術系ベンチャー企業等がどんどん興ってこないといけないと思う。ブラックではなく、優良な理系企業が増えることが重要だろう。

理系の連帯も重要だろう。理系や研究員は政治的な力が弱く、なすがままになりやすい。

再チャレンジができる社会にならないといけない。人は財産である。

関連リンク:WEBLOG
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子供の教育、これからは理系?

子供の教育、これからは理系?を読んだ。

たしかに、経済も分析や統計を含めて数学の要素が強くある。理工系の地位向上の会では、経済学部、経営学部も理系としてよいかどうかについて、アンケートを行なっている。

いわゆる金融機関などへの文系就職にまで理系の進路を広げていくと、子供の教育の際の理系離れを防げるかもしれない。

経済学部を理系にしてしまうか、理系学部内に金融工学コースなどを作って、理系を増やしていくことも必要かもしれない。

金融技術も技術の一種であり、金融技術者になることが「理系離れ」なのかは疑問である。統計学者やオペレーションズリサーチの研究者などは、数学を駆使する典型的な理系とされており、金融技術者が文系というのは違和感がある。

ただ、技術者としての採用の場合、金融機関内で晩年の地位がどうなるのかは不透明である。金融機関内で、金融技術者出身の者のたどるキャリアについては、研究が必要だろう。
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憂国*理工系祝復活 ポスドク問題への感想

余剰博士の生活7:偉大なる凡人の国を読んだ。

この方のポスドク問題への提言は、非常に面白いので、ずっと理系の連帯を呼びかけようと思っていたが、ブログの更新がなかったので、アメリカに在住と思い遠慮していた。最近、ブログが更新されているので、少し昔の記事になるが、ご紹介する。

米国社会の「人を活かす」仕組みの強さについては、日本の及ばないところだろう。アメリカの科学技術の振興を図る社会システムの力は非常に強い。この社会システムの力という発想が、日本人には根本的に欠落しているのを痛感している。

なんとか日本にもそのような科学技術を振興する社会の仕組みを導入し、アメリカに負けない科学技術立国をしてほしいというのが、理系の連帯ブログ及び関連サイトである理工系.comの趣旨であった。

広範な理系が連帯し、社会を動かさないと解決しない問題である。

ポスドク1万人計画に見られるように、日本では優秀な理系が悲惨な扱いを受けるが、理系が社会に関心を持たないため、政官財のトップはほとんど文系になってしまっている。

理系には、理系の地位を決められるだけの力がない。

そこで、理系の支持団体である理工系の地位向上の会、理工系地位向上運動を行なっている。その基本理念が、理系の連帯であり、理系が連帯することにより、理系の地位を向上し、科学技術を推進するという考え方である。

私も日本の未来を非常に憂える者である。アメリカに行ったときに、日本をどうにかしないといけないと感じたが、その感覚がアメリカに行ったことのない人になかなか伝わらない。

関連サイト
憂国*理工系
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医学研究の重要性

医者をやめる:キャリア・チェンジとプロフェッショナルのサイコロジーを読んだ。

臨床のお医者さんだった方が、現在は基礎医学の研究をされているようだ。すばらしいことだと思う。

基礎医学の研究は重要である。

臨床医が、患者を救うというのは多くの人が分かる。しかし、基礎医学研究は、良い研究の場合、もっと多くの患者を救うことができる。

また、理工系の研究も、多くの患者を救うことができる。たとえば、新素材の開発や、新しい電子デバイスの開発が、新しい治療機械の開発を通じて何万人もの人を救うこともある。新薬も、コンピュータ技術の発展により生まれてくる。理工系の研究者は、実は医学研究者であるとも言える。

日本でも、基礎医学を含む理科系の研究者の地位を高めていくことが重要である。

関連リンク:ハーバード大学医学部留学・独立日記
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日本は金融立国として生きていけるか

順調だなぁ〜を読んだ。

日本は金融国家として発展すべきだという考え方もある。

たしかに、理系離れによる技術者の減少など、技術革新で製造業を維持できないという考え方もあろう。製造業より、割のよい金融業を選ぶ方が国としてもよいという考え方も十分ありえよう。

しかし、日本がアメリカと違う点は、日本は貿易赤字を基軸通貨であるドルを刷ることによってファイナンスできないということである。

個人ベースでは、理系離れにより、製造業等を捨ててサービス業につく方が割が良いことも多いだろう。

日本もそうなのかどうかについては、詳しい検討が必要となるだろう。
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若手研究者の創造性

若手研究者は常識に欠けるか?を読んだ。

若い研究者は創造性に乏しいというのは、必ずしもそうとはいえないだろう。ただ、そういう人が一部にいると、全体的にイメージがそうなるという可能性はあるだろう。

文部科学省の教育行政が良ければそういう結果は出ないはずなので、もしそれが本当なら、文部科学省の反省が必要であろう。創造性を伸ばす教育をする必要がある。しかし、創造性を計るのは難しいので、信頼性には疑問を感じる。

調査が、ポスドク問題は、研究者の努力が足りないせいであるという印象を持たせてしまうものであれば問題であろう。本来研究者は高度な研究をする者であり、社会における高度な研究の需要を十分に増やさずに、供給だけをむやみに増やしたことが本質的な問題だからだ。

関連リンク:鷹漫宮

ポスドク1万人計画と博士の就職難
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理工系の閣僚

教育の神髄 を読んだ。

理工科出身の閣僚がゼロというのは残念な数字だ。

日本では、理系は政治等に関心を持たないのがよいという風潮がある。
そのような風潮は、理系の地位の低さにつながり、理系離れを通じて、日本の科学技術力を弱らせてしまう。

関連リンク:Rome3727
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工学部の不人気

志願者倍率(2月6日)を読んだ。

工学部の人気が衰えているようだ。日本の未来を考えれば、理工学部は医学部と同じ偏差値にしないといけないだろう。

理系離れを防止するには、理工学部の連帯が必要である。医学部を専門大学院にすることも必要だろう。

関連リンク:ある大学教授の非局在化した日々
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科学者のロマン

科学者であることを読んだ。

科学は、人間の未来にかかわる問題である。科学の進歩を加速し、人々が未来に希望を持てるようにすることが重要である。

そのためには、日本全体が、あらゆる手段を使って、科学技術を支える理系を応援していくことが重要になるだろう。

それは、必ずしも科学者が世俗的なことにかかわるということではなく、科学者が世俗的なことにかかわらなくても、現実に苦しめられることがないようにするということである。多くの人は、現実に負けていくからだ。

科学技術の振興の最大の方法は、実は理系の地位向上なのである。

関連リンク:このみなみうらわでわらうみなみのこ
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