理系の連帯ブログ at 理工系.com

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そんなに自分の地位を上げてほしいのか?

理系の地位向上運動は、科学技術の進歩のためのものである。自分の地位を上げてほしいというだけのさもしい運動ではない。

科学技術の進歩を是と考えるか否と考えるのかは、各人の価値観によるだろう。どちらがよいかは検証不可能な命題かもしれない。

しかし、仮に科学技術の進歩を肯定する場合には、次に「科学技術の進歩のためには、理系の地位を上げる方がよいか下げる方がよいか」という命題の答を出さなければならない。

これは、検証可能な命題である。少なくとも理系離れが生じてしまうのであれば、科学技術の進歩を阻害することは自明であろう。

日本は、国としては科学技術の進歩を肯定する立場を採っている(科学技術立国)。それなのに理系離れが生じている。これは矛盾なのではないかと言っているのである。
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スター技術者、スター研究者

理系離れを防ぐには、スター技術者、スター研究者が必要だろう。

ホームランを40本打った人は、多くの人が知っている。
とても歌がうまい人は、多くの人が知っている。
面白い話ができる人は、多くの人が知っている。

しかし、誰もが知っているような新製品を作った技術者、研究者は、誰も知らない。

これは、スター技術者、スター研究者の養成がなされていないからではないだろうか。

子供たちが、○○選手や歌手の○○さんに憧れて、将来の進路を決めたという話はよく聞く。そういう○○技術者や、○○研究者が多く出てくると、理系離れは少しは改善するだろう。

もっとも、理系離れの根本的な解消には、理系の地位向上が必要である。

関連リンク:スター技術者、スター研究者養成計画
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理系の授業料を、文系より高くするのは当然である

理系離れは良くないと思いますを読んだ。

授業料について、理系を高くして文系を安くする社会の動きがあるようだ。理系は社会的な力が弱いので、当然の動きであろう。

多くの理系は、連帯してそれを止めようとはしないだろう。

それが日本のためにならなくても、多くの理系は連帯してそれを止めようとはしないだろう。

そのような社会の動きが「当然のものである」という認識も薄い人が多いかもしれない。

理系の授業料を高くすると理系離れを生じてしまうという懸念をブログや掲示板に書くなどして、理系が連帯していくことが重要であろう。
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科学オリンピックと日本

NHKの科学オリンピックの番組を見た。

日本の科学オリンピックの成績は、中国、韓国より振るわない。数学オリンピックが有名だが、科学オリンピック全般で成績が悪い。

また、日本の科学オリンピック選手という逸材が、あまり研究開発に行かず、医者や文系就職に流れていくことが嘆かれていた。

科学オリンピック選手レベルでも、医者や文系就職の方が、メーカー等の研究開発職よりも待遇が良いということであろう。

日本では理数系の才能を持っていても、それ以外の能力を使う職業に就かないと割が悪いということであろう。このような社会はおかしいのではないだろうか。

関連リンク:なぜ数学の優秀な学生を活かしきれないのか
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理系離れを食い止める活動

理系離れはわが会で止める(周りの雰囲気が子をそうさせる?)を読んだ。

理系離れを止めるために地道に努力されている方が存在するのは嬉しいことです。

日本は工業を発展させて加工貿易で外貨を稼いで繁栄しました。理系離れを食い止めることが重要です。

理系離れを食い止めるには、理系の地位向上も重要となるでしょう。

関連リンク:うこ向の道のそ
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理系(理工系)の地位を向上させようという運動

理系(理工系)の地位を向上させようという運動を読んだ。

理系の地位は高いことはあっても低いことはないよ、という意見が文系の人に多いようだ。理系は文系とは違った意味でのつらさがある。文系の人が理系の仕事をするとかなりストレスを感ずるだろう。理系の大変さを文系にもっとわかってもらう必要があるだろう。

この記事が掲載されているブログである理系.infoは、理系全般の地位向上に関係することが、数々のトピックとともに、広範に記載されているブログ(理系の地位向上専門ブログ)の草分けである。

色々なコンテンツがあり、その中でいくつか理系の地位向上関係の記事を書いているブログや、理系の中の特定の対象(技術者、研究者、医師等)の地位向上を記載したブログはあるが、このように理系全般の地位向上に関係する記事を、そればかり専門的に集めたブログ(理系の地位向上専門ブログ)は極めて珍しい。

本ブログも、理系の地位向上専門ブログであるが、草分けの理系.infoさんと連帯して、理系の連帯を深めていきたい。

関連リンク:理系.info
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理系社長の増加

増える理系トップを読んだ。久しぶりに嬉しい記事を見つけた。

理系社長さんの増加と活躍は、嬉しい限りである。まだまだ数が少ないが、経営に興味を持つ理系の人が増えれば、急速に増加していくであろう。

理系の出世加速ブログでも書いたが、経営に興味を持つ理系の人が増えることが出世への道である。

市場の動向や会社の経営上の事項に配慮しながら、新技術の開発の方向を見極めていくのも立派な「技術職」の一種であり、技術者がこのような「マネジメントに関係する技術職」を「純粋な技術者ではない」と毛嫌いせず、誇りに思うようになることが重要であろう。

理系の地位向上運動では、理系社長さん、技術屋社長さん、理系出身経営者、理系出身役員等の応援は重要である。また、理系の連帯は、理系企業に広げ、理系企業の地位向上を実現する必要がある。

理系の個人と団体が、社会の中でより大きな地位を占めていくことが、科学技術の振興と日本の技術立国につながっていく。それは、すべての人によい影響を与えていくのである。

関連リンク:就活応援、社長のブログ
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謙虚な理系

文系の人を読んだ。

文系の人の営業力、交渉力、人間的魅力等を見直さなくてはいけない点については同感です。

でも、技術系はブルーカラー、文系はホワイトカラーで良いという点には納得するのは難しい。

理系の人も、文系の人の長所を謙虚に見つめていくことが重要だと思う。

理系には弱さがある。それを克服すれば、理系社長が成功することも不可能ではないと思う。
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恩恵を待つこと

理系人間を読んだ。

産業技術界で、多くの1億円プレーヤーが続出するような環境を作るためには、単に誰かがやってくれるのを待っていてもだめで、理系の連帯や理工系の地位向上運動など具体的な運動が必要である。

理系は誰かからの恩恵を期待する傾向が強い。文系には恩恵は来るものではなく、運動により勝ち取るものであることは常識である。人間の全歴史が証明しているからだ。

理系の地位が上がらないことを、文系が「自業自得だ」と述べるのを聞いて絶望したことがある。しかし、絶望の後に、文系は人間社会への認識がより正確であると感じた。

良く考えると、黒人の地位が上がったのは、黒人解放運動があったからであり、多くの人が黒人に同情したからではない。もし黒人解放運動がなく、黒人がひたすら恩恵を待っていたら、100年たっても恩恵は来なかったであろう。

理系の場合も同じである。しかし、多くの理系は今も恩恵を待っている。
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進路選択 文系か理系か

進路選択 文系か理系かを読んだ。

文系か理系かは、その人の適性にあった進路に進むのが好ましいだろう。

文系から理系に変わること(理転)は、比較的珍しいが、理系に適性のある人の場合には、理転をすることはありうることである。

理系の方が、医師等を除き、発展途上国との競争になりやすく不利な面がある。しかし、全体的に不利であっても、その人が不利になるかどうかは別の問題である。その人の適性にあった進路に進むのが好ましいことが多いだろう。
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