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若手研究者の創造性

若手研究者は常識に欠けるか?を読んだ。

若い研究者は創造性に乏しいというのは、必ずしもそうとはいえないだろう。ただ、そういう人が一部にいると、全体的にイメージがそうなるという可能性はあるだろう。

文部科学省の教育行政が良ければそういう結果は出ないはずなので、もしそれが本当なら、文部科学省の反省が必要であろう。創造性を伸ばす教育をする必要がある。しかし、創造性を計るのは難しいので、信頼性には疑問を感じる。

調査が、ポスドク問題は、研究者の努力が足りないせいであるという印象を持たせてしまうものであれば問題であろう。本来研究者は高度な研究をする者であり、社会における高度な研究の需要を十分に増やさずに、供給だけをむやみに増やしたことが本質的な問題だからだ。

関連リンク:鷹漫宮

ポスドク1万人計画と博士の就職難
comments (2)

Comments

アメリカ人はプレゼンテーションがうまいですね。日本の大学もがんばらないといけないと思います。
rikoukei | 2007/02/16 09:25 PM
若い研究者が創造性に乏しいということはないと思います。
だだ、一般常識というよりもコミュニケーション・プレゼンテーションを含めた「ヒューマンスキル」のトレーニングの機会が日本の大学では十分与えられていないように感じてします。
http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/blog-entry-25.html
Motomu Shimaoka | 2007/02/16 02:03 PM

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