理系の連帯ブログ at 理工系.com

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理系企業の社長も文系であること

理系企業の社長も文系であることが多い。

理系が出世をして、理系の地位を高めることは、理系離れを防ぎ、次の世代の理系にも大きく貢献することになる。

しかし、理系は、自分を犠牲にしてまで、出世しようとはしないことが多い。理系は、他の理系の地位を下げてしまう傾向が強いのである。それが、世間では、出世欲が少ないとして、良いこととされる風潮があるのが問題であろう。

理系の出世は、自分の出世欲を満たすためというより、理系離れという社会問題を解決するために、自分を犠牲にする行動である。この意味で、理系社長、理系管理職には、理系離れの防止のために、感謝したい。

理系の出世が少ないため、理系と文系で年収格差が生じた。それが、理系に進むことに対する若者の躊躇を生み、理系のイメージ自体も下げてしまった。

そして、深刻な理系離れが起こり、日本の産業の足元が崩れているのである。

参考リンク
理系は出世できないのか?(理系は文系に比べて不利なのか? その1)
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理系の出世と社会貢献

理系には、出世はあまりしなくてよいから、好きなことをしたいという人も多い。

しかし、理系が出世しなければ、理系を理解する人が上に立たなくなる。そうすると、結局、他の理系が犠牲になるのである。

出世に興味がないというのは、一見すると無欲なようでいて、他の理系の人の利益を省みないで自分さえ良ければよいという強力な理系の自我に支えられていることがある。

理系の分裂傾向は、このような局面でも見られる。出世をしたい人もしたくない人も含め、理系が全体として、社会の中で不遇となっていくのである。

理系は、出世に興味のある文系を出世欲が強いと思うかもしれない。しかし、文系は自分を犠牲にして出世することで、社会に貢献しようとしているのかもしれないのである。
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理系の分裂的傾向と共倒れ

理系は、職業柄、自我が良く発達している。また、自我が十分に社会化されていない場合が多いため、文系より自分が強く、少しでも違いがある者とは連帯を拒む傾向がある。この分裂的な傾向が、理系の地位を極端に下げている(理系の分裂的傾向)。

それにより、理系離れが生じ、日本が沈もうとしているのである。

理系は、自らの地位を下げるために、他の理系と血で血を洗う争いをすることが多い。少しの違いはあっても、大きな目で見て連帯することができない傾向が文系より強い。

これは、歴史を学んだ量によるだろう。連帯に失敗し、分裂した国が植民地になっていったことなどを、文系は良く勉強している。

日本の未来のために、理系が潰しあうことは避けなければならない。

これは、理系企業が、理系を安く使おうとしていることにも現れている。それは、急場しのぎにはなるが、結局は理系離れを生む。そして、人材面から、長期的には、理系企業を衰退させてしまう。

理系のサービス残業などの職場環境の低下も、それをさせているのは理系の管理職であることが多い。

このような分裂的傾向をやめ、人間は皆違いがあるが、寛容な心で、大きな連帯することが大事である。

これは、理系と文系の連帯にも言えることである。日本のために、文系と理系とは手を取り合わなければならない。

そして、これは、国同士の連帯、人類の連帯にもいえることである。

個々の人間の差異や、主張の違いなどを寛容に受け入れることが重要である。

そして、それは、異なる民族が、地球上で、お互いに平和に暮らしていくことにもつながっていくのである。
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工学部離れ

工学部離れが進んでいる。

日本の物づくりにとって、工学部は重要である。

理系離れの原因が色々言われているが、待遇の問題から目をそらせば、本当の原因が分からなくなる。

理系の連帯により、待遇を改善することが、原因を取り除くことになる。

参考リンク
工学部離れ
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理工系離れの本当の原因

医学部離れという言葉はない。

理工系離れの原因は、その社会的地位の低さにある。

理科が嫌いだからという理由なら、医者離れがあるはずだが、そんなものは存在しない。

参考リンク
理科離れと医学部人気
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理系の厚遇は無理なのか

理系の冷遇を問題とする意見は多い。

しかし、現実の社会は理系を厚遇はしない。

厚遇への期待を持たせ、理系離れが進まないようにするだけである。

それは、さらなる冷遇を加速させる。

誰かが厚遇してくれることはない。理系の連帯だけが、理系の冷遇を止めることができる。

参考リンク
理系の冷遇
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物づくりの喜び

理系離れを防ぐには、理系の総合的な社会的な地位の向上が重要だろう。これは、研究、開発の自由など、仕事の面白さも含まれる。

物づくりの喜びも重要だ。しかし、それを理系の待遇が悪くてもよいという理由にしてはならないだろう。

参考リンク
理系離れについて
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理系離れを食い止めるには

理系離れを食い止めるには、理系の地位の向上が必要である。

そのためには、理系の連帯が重要になる。一部文系を含め、理系の地位を向上させることに熱心な人々が連帯を深めていくことが理系離れを食い止めるには重要である。

関連リンク
近頃の理系離れを憂う
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理系離れの深刻化

最近、理系離れが深刻化しているようだ。

理系はあまり脚光を浴びない傾向にある。

優れた理系を紹介していくことも必要だろう。

参考リンク
そりゃ理系離れもするよ
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理系の待遇

理系の面白さを強調して、理系を安く使おうという試みがある。

もちろん、理系の面白さは重要である。しかし、待遇が悪くてよいということにはならない。

理系(理系出身者を含む)の幅広い連帯により、理系の地位を総合的に高めていくことが必要である。

参考リンク
理系離れ
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