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理系の分裂的傾向と共倒れ

理系は、職業柄、自我が良く発達している。また、自我が十分に社会化されていない場合が多いため、文系より自分が強く、少しでも違いがある者とは連帯を拒む傾向がある。この分裂的な傾向が、理系の地位を極端に下げている(理系の分裂的傾向)。

それにより、理系離れが生じ、日本が沈もうとしているのである。

理系は、自らの地位を下げるために、他の理系と血で血を洗う争いをすることが多い。少しの違いはあっても、大きな目で見て連帯することができない傾向が文系より強い。

これは、歴史を学んだ量によるだろう。連帯に失敗し、分裂した国が植民地になっていったことなどを、文系は良く勉強している。

日本の未来のために、理系が潰しあうことは避けなければならない。

これは、理系企業が、理系を安く使おうとしていることにも現れている。それは、急場しのぎにはなるが、結局は理系離れを生む。そして、人材面から、長期的には、理系企業を衰退させてしまう。

理系のサービス残業などの職場環境の低下も、それをさせているのは理系の管理職であることが多い。

このような分裂的傾向をやめ、人間は皆違いがあるが、寛容な心で、大きな連帯することが大事である。

これは、理系と文系の連帯にも言えることである。日本のために、文系と理系とは手を取り合わなければならない。

そして、これは、国同士の連帯、人類の連帯にもいえることである。

個々の人間の差異や、主張の違いなどを寛容に受け入れることが重要である。

そして、それは、異なる民族が、地球上で、お互いに平和に暮らしていくことにもつながっていくのである。
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