理系の連帯ブログ at 理工系.com

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理系の大学と大学全入時代

大学を読んだ。

大学全入時代を迎えて、理系の大学の人気をどのようにして高めるかが問題となるだろう。

理系の地位向上により、理系の大学の魅力を高めることに、理系の大学ももっと熱心にならないといけないと思う。

理系の大学が、もっと理系全体のことを考えるようになれば、世の中は変わっていくだろう。
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理系離れの対策

理系離れを読んだ。

理系離れの対策として、理系の初任給を、平均10万アップするというのは、可能であれば良い対策と思う。

理系は、文系よりも能力のピークが若い頃にあることも多い。しかし、凄腕の技術者等も、若ければ、あまり大きな給料がもらえないことも多いだろう。

理系の初任給をアップすると、晩年における文系の有利さとの差が縮まるかもしれない。

しかし、初任給は需要と供給の関係で決まるので、初任給を上げるためには、理系の需要を増やすか、理系の供給を減らす必要があるだろう。
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女性研究者の支援

北海道大学女性研究者支援室を読んだ。

北海道大学が理系キャラバン隊として女性研究者の支援を行なっているようだ。

女性研究者の場合、進路に不安を感じる人もいるだろう。このような試みが女性研究者というキャリアの確立に貢献することは、日本の科学技術立国を進める上で重要であろう。

理系の大学は、理系の支援活動を積極的に行なうことにより、日本の科学技術の振興を図っていくことが重要だろう。

このような動きが全国の大学に広がっていけば、女性研究者になりたい人にとって力になるだろう。
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技術者の地位の向上

技術者の地位の向上を目指しての討論会があるようです。
http://www.jsme.or.jp/2007am/citizen/c04.htm

日本機械学会が主催されているようです。

日本の理系の学会が、このような試みをもっとたくさん行なうようになると、技術者の地位の向上につながると思います。

技術者の地位の向上のためには、学会が技術者の地位の問題を真剣に研究していくことが必要と思われます。
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日本全体の国富

多くの坊ちゃん政治家達に日本の将来を託して大丈夫でしょうかを読んだ。

企業は、人件費を抑制して好決算を続けているが、学生の理系離れは進み、日本の技術力に赤信号がともっているというご指摘が興味深い。

人件費を減らせば企業の業績は良くなるが、日本全体として国富が増えるわけではないだろう。

日本は、格差を拡大し、地方を衰退させることで、見掛けの繁栄を保っているのではないだろうか。

国富を増やすためには、人を育て、技術を蓄積することが重要である。理系離れによる技術力の低下は問題であろう。また、技術を継承できるように人を育てなければならない。企業が人を育てる余裕がなくなって来ているとしたら、日本全体としての人的な国富は減っていくだろう。

企業の業績や景気ももちろん重要であるが、日本全体の国富を増やしていくことが必要であろう。

ヤーコンなどの農作物による食品の開発も、日本全体の国富を増やしていくことになるだろう。

関連リンク
物づくり浪漫 ヤーコン社長の人生日記
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ポスドク問題の終局的解決に向けて

本当はポスドク問題の論戦にも参加したいのだが、を読んだ。

ポスドクは甘えている、研究職にこだわりすぎているというような意見が日本では出てくるが、日本の悪習といえるだろう。

博士課程で何年もかけて専門的なことを学んでいるのであるから、専門性を生かした職にこだわるのは自己実現の観点からも当然であろう。

ポスドク問題の終局的解決のためには、ポスドクを自己実現できない職に無理やり就けるという方向は良くない。そうではなく、ポスドクが自己実現できるように、社会の仕組みを変える必要がある。

ポスドクの地位向上のためには、高度な研究がお金になり産業界がポスドクを業績改善のために喉から手が出るほど欲しくなる社会にする必要がある。そのためには、基礎研究に対する特許の保護の強化や、賞の創設などを通じ、高度な研究が企業にお金をもたらしたり、企業の宣伝効果を高めるようにすることが重要となる。

アメリカでは、バイオベンチャー企業等の基本特許が強く保護されており、そのための研究に博士号保持者が優遇されているケースがある。ベンチャー企業のための環境整備が日本でも必要である。

また、日本の企業もノーベル賞受賞者等は大切にするであろう。企業にとって、ノーベル賞受賞者は、宣伝効果、企業イメージの向上効果等が高く、ノーベル賞受賞者を大切にすることが企業の利益になるから、企業も受賞者の待遇を良くすることができる。日本はノーベル財団よりもお金を持っている。日本は賞の創設に熱心になるべきである。

もっとも、アメリカの状況も理想的とはいえない。日本は、アメリカよりももっと強く科学技術立国を推進しなければならないだろう。

なお、アカデミックポストの増大など、企業以外の研究の職場の増大が重要であることはもちろんである。

SciCom NEWS〜代表理事日誌
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理系地位向上技術開発研究所 

理系の地位向上については、具体的に地位が向上する方法がほしいという意見がある。

そのための一つの方法が理系の連帯であるが、それ以外にも方法がある。

それは、理系の創造的な力を地位向上に使うことである。

そのためには、多くのアイディアの結集が必要であるが、技術開発もアイディアの1つである。

このような技術開発により開発される技術が、理系地位向上技術(理系テク)というものである。

飛行機、自動車、電車などを開発したのは理系である。そのような高度なものを開発できる理系が、理系の社会的地位1つ改善できないのはあまりにもおかしなことであろう。

理系が本気でその理系的な能力を使って理系テクを開発すれば、理系の地位向上くらいできないはずがないのである。

理系地位向上技術開発研究所は、理系テクを開発する研究所である。理系の連帯ブログも、理系テクの一部となっている。

理系地位向上技術開発研究所
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理系は立ち上がりうるか

理系は立ち上がりうるかを読んだ。

NPO法人サイエンス・コミュニケーションがアメリカのAAASについて研究しているようだ。

日本の科学技術の発展のために、日本の理系が研究を深めていくことは好ましいことである。

理系というと理系の研究だけをすればよいと考える人が多いが、科学技術の発展のための環境整備も理系の重要な役割といってよいだろう。

アメリカに比べて、日本の理系が遅れている点ではないだろうか。

関連リンク:赤の女王とお茶を
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ポスドクの自立と権利

ポスドクの自立と権利を読んだ。

ポスドクは、研究を生業として人生をやってゆけるようなシステムを、自らの知恵で考え出さなければいけないという点は、まさに卓見であると思う。こういう考え方の方が、理系の連帯に加わってくだされば大きな力となるであろう。

ポスドクが、他のポスドクの人のことをもっと考えるようになることが重要であろう。ポスドクだけでは数が少ない場合には、理系全体でポスドクを支援することが重要となる。

社会全体でポスドクを応援し、日本の科学技術の振興を図ることは、日本全体の利益になることである。

ポスドクが自ら動くことにより、日本の科学技術の振興を図ることができるのである。
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技術立国日本の将来

TVを読んだ。

将来、日本の企業で研究員とかを志望されている方のブログである。技術立国日本の未来を担う若い人にがんばってほしいと思う。

そのための環境整備に、理系の地位向上運動が貢献できれば何よりである。

一人一人の力は小さくとも、日本中のブロガーとその読者が、日本の技術立国の将来を担う若者を支援すれば、理系の地位は向上し、日本の技術立国の環境整備につながっていくだろう。

参考リンク:人参日記
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